Specially Designated

Professors

特命教員紹介

大久保 敬

大久保 敬 教授

兼任部局 : 先導的学際研究機構
バイオサイエンス関連分野
  • ⾰新的光酸化剤を利⽤したバイオサイエンス技術の創出
Message

光化学を鍵として化学、薬学、医学、農学などの異分野融合をすることによって新しい技術開発を行っています。例えば、二酸化塩素の光化学によって酪農由来バイオガスをメタノール・ギ酸などの液体エネルギーに変換する化学反応開発や、特異な光を吸収する触媒を用いた新規治療薬の開発を進めています。

Career

平成13年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員、科学技術振興機構博士研究員を経て平成17年より大阪大学大学院工学研究科客員准教授。平成21年同研究科特任准教授。平成27年より特任教授。平成28年大阪大学未来戦略機構招へい教授。平成29年5月より現職。

中田 慎一郎

中田 慎一郎 教授

兼任部局 : 医学系研究科
バイオサイエンス関連分野
  • DNA損傷応答・修復
  • ゲノム恒常性維持機構の解明
  • 高精度ゲノム編集法の開発
Message

遺伝子変異が原因となる疾患には根治療法がない疾患が多く存在します。遺伝子の中の変異部分のみを正確に修正する技術を確立すれば、これらの疾患を根治できる希望が出てきます。我々はDNA修復研究の観点から、精度の高い遺伝子修正技術の開発に挑んでいます。

Career

平成17年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了。博士(医学)。平成18年よりカナダサミュエルルネンフェルド研究所、 平成21年慶應義塾大学医学部総合医科学研究センターを経て、平成24年大阪大学大学院医学系研究科細胞応答制御学独立准教授。平成29年5月より現職。

鈴木 啓一郎

鈴木 啓一郎 教授

兼任部局 : 基礎工学研究科
バイオサイエンス関連分野
  • ゲノム配列を随意的に改変する遺伝子操作 (ゲノム編集) 技術の開発
Message

当研究室では、生命の設計図であるゲノム情報を自由に書き換えるゲノム編集技術の開発に取り組んでおります。この技術を応用することで、生体を自由にデザインする新しい学問の創成や、病気の原因となる遺伝子変異を生体内で直接修復する新しい治療技術の開発を進め、世の中から多くの病気をなくす未来を目指しております。

Career

平成17年埼玉大学理工学研究科博士後期課程修了。博士 (理学) 。埼玉医科大学特任研究員・助教を経て、平成22年より平成29年までの間米国ソーク生物学研究所へ留学。平成29年8月より現職。

栁澤 琢史

栁澤 琢史 教授

兼任部局 : 医学系研究科
バイオサイエンス関連分野
  • 脳ビッグデータと人工知能による神経疾患の病態解明および診断・治療法の開発
Message

我々は、神経科学と情報学を融合した、新しい医療技術を開発しています。特に、頭蓋内脳波を用いたBrain-Machine Interface、ニューロフィードバックによる精神神経疾患治療法、脳波・脳磁図による神経疾患診断法の開発により、患者さんの生活の質を改善することが我々の使命です。

Career

平成21年 大阪大学大学院医学系研究科修了。博士(医学)。大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科特任研究員を経て平成24年より大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻神経機能診断学助教。平成28年より大阪大学国際医工情報センター臨床神経医工学寄附研究部門講師。平成30年4月より現職。

槇原 靖

槇原 靖 教授

兼任部局 : 産業科学研究所
情報科学分野
  • コンピュータビジョン
  • パターン認識
  • 歩行映像解析による個人認証(歩容認証)とその科学捜査
  • 医療健康分野への応用
Message

「歩行」は人が移動に際して行う最も基本的な動作であり、その人の個人性や、更には健康状態といった重要な情報を内包しています。本研究では、コンピュータビジョンやパターン認識といった基礎研究に取り組むと共に、歩行映像解析による科学捜査や医療健康分野等の応用研究へと展開していくことを目指します。

Career

平成13年大阪大学工学部応用理工学科卒業。平成14年同大学大学院工学研究科電子制御機械工学専攻博士前期課程修了。平成17年同専攻博士後期課程修了。博士(工学)。同年同大学産業科学研究所特任助手、平成18年同研究所助手、平成19年同研究所助教、平成26年同研究所准教授、令和元年10月より現職。

的場 かおり

的場 かおり 教授

兼任部局 : 法学研究科
全分野
  • ダイバーシティ&インクルージョンをめぐる人権の歴史 ~政治参加権、プレスの自由を中心に~
Message

「人権は一日にしてならず」。18世紀末にフランスやアメリカで人権宣言が出されてから今日まで、人権は多くの「壁」を乗り越えなければなりませんでした。先人たちがいかにしてそれらの「壁」を克服したのかを歴史的に研究することで、私たちの社会がいま抱える「壁」に立ち向かうヒントを探求しています。

Career

平成16年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。平成16年大阪大学大学院法学研究科助手、平成18年名古屋短期大学現代教養学科専任講師、平成23年同学科准教授、平成25年桃山学院大学法学部准教授、平成29年近畿大学法学部准教授、令和2年同学部教授を経て、令和3年4月より現職。

蔭山 正子

蔭山 正子 教授

兼任部局 : 医学系研究科保健学専攻
全分野
  • 精神障がい者の家族支援・育児支援
  • 保健師活動
Message

私は保健師として地域で暮らす方の健康を支援した経験から、精神障がいのある方やそのご家族が当たり前の生活ができ、それぞれが自分らしい人生を送れることを目指して研究をしています。精神障がいがあっても人を愛することを諦めなくていい社会をつくるために少しでも貢献したいです。

Career

平成4年大阪大学医療技術短期大学部看護学科卒業。虎の門病院勤務(看護師)。平成14年東京大学大学院医学系研究科博士後期課程修了。博士(保健学)。さいたま市勤務(保健師)。平成24年東京大学大学院医学系研究科助教、平成28年大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授、令和3年4月より現職。

小阪田 泰子

小阪田 泰子 准教授

兼任部局 : 産業科学研究所
バイオサイエンス関連分野
  • 光と物質の相互作用を基盤とした新規材料
  • イメージング法
  • 生体制御法の開発
Message

光・放射線によって、生体をイメージング・制御する革新的な化学技術の開発しています。光化学反応・放射線化学を自在に利用し、光機能性ハイブリッド分子・材料を設計・合成することで、イメージングや光で生体機能を操作することのできる方法の開発を行い、バイオサイエンスへの応用研究を展開します。

Career

平成21年大阪大学工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。米国スタンフォード大学にて平成21年日本学術振興会海外学振特別研究員、平成22年科学技術振興機構さきがけ専任研究者 、平成25年京都大学物質-細胞統合システム拠点特定拠点助教、平成26年大阪大学産業科学研究所助教等を経て、平成29年5月より現職。

香山 尚子

香山 尚子 准教授

兼任部局 : 医学系研究科
バイオサイエンス関連分野
  • 腸管免疫応答制御機構の解明
  • 非血球系細胞による腸管恒常性維持機構の解明
Message

腸の免疫システムが制御不能になると炎症性腸疾患(IBD)が発症します。私は、腸内の「免疫細胞・非免疫細胞・共生細菌」が互いにどのような影響を与え合い、そこにどのような異常が生じた場合にIBDが発症するのか?を明らかにすることで病因の一端を解明し、新規治療法開発につなげられるよう、研究を進めています。

Career

平成21年大阪大学大学院医学系研究科博士課程医学専攻修了。博士(医学)。大阪大学大学院医学系研究科研究員、大阪大学大学院医学系研究科助教を経て、平成31年4月より現職。

山崎 聖司

山崎 聖司 准教授

兼任部局 : 産業科学研究所
バイオサイエンス関連分野
  • 耐性菌感染症の克服に向けた耐性機構の解明と新規治療薬の開発
  • 腸内フローラ活用社会の実現に向けた新規細菌制御手法の開発
Message

現在私は、ヒトに害を及ぼす菌・有用な菌を含めた、全ての細菌とうまく「共存」「共生」していくための新たな学問「細菌共存学」の開拓と発展を進めています。 パンデミック対策や健康寿命延伸が重要となった今日において、人類が安全かつ健康で生きていくために役立つ成果を上げ、世界に大きく貢献していきます。

Career

平成27年 大阪大学大学院薬学研究科博士後期課程修了。博士(薬科学)。平成27年 大阪大学産業科学研究所助教。平成31年4月より現職。

岩田 夏弥

岩田 夏弥 准教授

兼任部局 : レーザー科学研究所
全分野
  • 高エネルギー密度プラズマ物理
  • 高強度レーザー光を利用した高温・高密度プラズマの集団構造形成過程の解明
Message

身の回りや宇宙における多くの現象に関わっているプラズマの性質を明らかにする研究をしています。実験室で作り出される高エネルギー密度プラズマは、高い圧力下での物質の姿を見せてくれます。プラズマ現象への理解を通して、新しいものの見方や概念を提示できるような理論研究を展開していくことが目標です。

Career

平成26年京都大学大学院エネルギー科学研究科博士後期課程修了。博士(エネルギー科学)。平成24年日本学術振興会特別研究員(DC2)、平成26年日本学術振興会特別研究員(PD)、平成29年大阪大学レーザー科学研究所特任研究員、平成30年同研究所講師、平成31年同研究所特任講師を経て、令和3年1月より現職。

東阪 和馬

東阪 和馬 准教授

兼任部局 : 薬学研究科
全分野
  • 脆弱な世代への微粒子の健康影響の理解とその制御
Message

我々の身の回りには様々な微粒子が溢れています。そのため、妊婦/乳幼児を含め、微粒子の曝露を避けられず、脆弱な世代に対する安全性確保が希求されています。そこで、微粒子曝露が引き起こす母子健康影響の解明と、その理解に基づく制御・予防法の開発を目標に、毒性学や環境健康学の観点から研究に取り組んでいます。

Career

平成24年9月大阪大学大学院薬学研究科 博士後期課程中途退学。博士(薬学)。平成24年10月より同研究科 助教を経て、平成29年10月より大阪大学大学院医学系研究科 特任講師(常勤)。令和3年4月より現職。

荒瀬 由紀

荒瀬 由紀 准教授

兼任部局 : 情報科学研究科
全分野
  • 言い換え表現認識・生成
  • 言語学習支援
Message

人間の思考や意思伝達において、重要なツールである言語を対象に研究を行っています。同一の事象やアイデアを様々に表す、言い換え表現のコンピュータによる理解・生成を研究することで、意味の一致や異なりを人間が理解できるメカニズムの解明に貢献することを目指しています。

Career

平成18年 大阪大学工学部電子情報エネルギー工学科卒業。 平成19年 同大学院情報科学研究科博士前期課程、平成22年 同博士後期課程修了。博士(情報科学)。同年、北京のMicrosoft Researchに入社、自然言語処理に関する研究開発に従事。 平成26年より大阪大学大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻准教授、令和3年4月より現職。
令和2年より言語処理学会理事、令和4年より情報処理学会理事、Asian Federation of Natural Language Processing (AFNLP) Members-at-Large 。

肖 川

肖 川 准教授

兼任部局 : 情報科学研究科
情報科学分野
  • データ管理
  • データ統合
  • データクリーニング
  • 問合せ処理
Message

データ管理はビジネスにおいて不可欠な要素です。私はこの分野において、より効率的な方法や手法を開発し、データ活用の限界を広げることに貢献したいと考えています。データ管理の精度や品質を高めることで、より正確な分析結果を得ることができ、ビジネスや社会において大きな影響を与えることができると信じています。

Career

平成23年ニューサウスウェールズ大学博士後期課程修了。博士(工学)。平成23年名古屋大学情報基盤センター研究員、平成26年名古屋大学高等研究院特任助教、令和元年大阪大学大学院情報科学研究科特任准教授(常勤)を経て、令和3年4月より現職。

後藤 知代

後藤 知代 准教授

兼任部局 : 産業科学研究所
全分野
  • 溶液プロセスによる機能性セラミックスの形態制御技術の開発と環境浄化および生体材料への応用
Message

低環境負荷な合成プロセスとして知られる水熱法を利用して、機能性セラミックスの結晶形態や組成制御のための合成と特性評価の研究に取り組んでいます。医療材料や環境浄化などへの応用を視野に入れた、機能性セラミックスの特性向上と機能制御のための合成手法の開発を目指します。

Career

平成18年近畿大学生物理工学部卒業。平成20年奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科博士前期課程修了。平成24年名古屋大学大学院工学研究科博士課程後期課程修了、博士(工学)。同年同研究員、同年九州大学学術研究員、平成26年産業技術総合研究所産総研特別研究員、平成27年大阪大学産業科学研究所助教を経て、令和3年4月より現職。

馬越 貴之

馬越 貴之 講師

兼任部局 : 工学研究科
全分野
  • プラズモニクスを基盤とした新しい光技術の開発
  • 近接場光学を用いた超解像イメージング法の開発
Message

これまで見えなかったものが見える顕微鏡や、測れなかったものが測れるセンサーなど、光をキーワードに新しい計測装置を開拓しています。特に、光をナノレベルで制御するナノフォトニクス・プラズモニクスを主軸に、不可能を可能にするサイエンスを探求し、社会・産業へ貢献することを目指しています。

Career

平成28年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。平成28年4月より金沢大学理工研究域バイオAFM先端研究センター博士研究員、平成29年1月より大阪大学大学院工学研究科助教。令和元年10月よりさきがけ研究者を兼任。令和3年2月より現職。