Specially Designated

Professors

特命教員紹介

鈴木 啓一郎

鈴木 啓一郎 教授

兼任部局 : 基礎工学研究科
バイオサイエンス関連分野
  • ゲノム配列を随意的に改変する遺伝子操作 (ゲノム編集) 技術の開発
Message

当研究室では、生命の設計図であるゲノム情報を自由に書き換えるゲノム編集技術の開発に取り組んでおります。この技術を応用することで、生体を自由にデザインする新しい学問の創成や、病気の原因となる遺伝子変異を生体内で直接修復する新しい治療技術の開発を進め、世の中から多くの病気をなくす未来を目指しております。

Career

平成17年埼玉大学理工学研究科博士後期課程修了。博士 (理学) 。埼玉医科大学特任研究員・助教を経て、平成22年より平成29年までの間米国ソーク生物学研究所へ留学。平成29年8月より現職。

Kula Raula Gaikovina

Kula Raula Gaikovina 教授

兼任部局 : 情報科学研究科
情報科学分野
  • 社会におけるソフトウェアエコシステム
Message

我々は、オープンソースソフトウェアエコシステムとその社会的側面が、AIなどの進化する技術によってもたらされるセキュリティや経済的脅威に対して、どのように強靭であり続けることができるかを、大規模な実証研究を通じて研究しています。また、これらのエコシステムが開発者から持続可能な支援を受け続けられるようにすることを目指しています。

Career

平成25年奈良先端科学技術大学院大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。
同年大阪大学大学院情報科学研究科特任助教(常勤)、平成29年奈良先端科学技術大学院大学特任助教、同年同大学助教、令和5年同大学准教授。令和6年10月より現職。

Peng Weng  Kung

Peng Weng Kung 教授

兼任部局 : 量子情報・量子生命研究センター
情報科学分野
  • Understanding the Complexity in BioSystems and Medicine
  • The Next Generation of AI-driven Precision Medicine
  • Development of Quantum Bio-Engineering for New Generation of Quantum Biology
Message

Genetic contribution to different diseases were found to be varies and often very little, with non-genetic factors (e.g., environmental hazards) having much greater attributable risks, producing a large phenotypic variation. The key goals to understanding human health and disease depend the ability to access the ‘genotype-phenotype’ correlogram through various omics platform (e.g., proteomic), and the success of translating technological innovations (e.g., artificial intelligence, quantum hardware) into molecular medicine. Our research focuses on addressing the challenges (and unprecedented opportunities) by introducing a novel class of AI-driven NMR-based ´molecular signature´ of biological fluids (e.g., blood) with respect to its´ various patho-physiological states.We demonstrated that highly unique and specific `molecular fingerprinting´ in single drop of blood can be rapidly typed for disease diagnosis (e.g., malaria, diabetes mellitus, hemoglobinopathies) using point-of-care NMR system.

Career

Weng Kung is a Professor in Osaka University, and his group research focuses on Quantum Bio-engineering and understanding the Complexity in Biosystem and Medicine. Prior to joining Osaka University, Weng Kung served the position of Research Scientist at SMART, Massachusetts Institute of Technology. In 2014, Weng Kung was listed as one of the “100 Leading Global Thinkers” by Foreign Policy, in recognition of his team disruptive technology. More recently, Weng Kung won the China NSFC Excellence International Young Scientist 2023. Dr PENG authored several seminal papers appeared in Nature Medicine, npj Aging, npj Science of Food, NPG Asia Materials, Communications Biology and attracted worldwide press coverages (e.g., The Guardian, Asian Scientist Magazine, and Nature).

前川 卓也

前川 卓也 教授

兼任部局 : 情報科学研究科
情報科学分野
  • 実世界センシング・データマイニングの研究
Message

センシング技術やデバイスの小型化技術の進歩により、人間や動物の実世界行動をつぶさに計測できるようになりました。このような行動ビッグデータを産業の振興や野生動物との共存に活かすためのデータ解析、データマイニング技術の研究を進めています。

Career

2003年3月大阪大学工学部卒業。2004年3月大阪大学大学院 情報科学研究科 博士前期課程修了。2006年3月大阪大学大学院 情報科学研究科 博士後期課程修了。2006年4月NTT入社 コミュニケーション科学基礎研究所配属。2012年4月大阪大学大学院 情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 准教授。2024年9月より現職。

蔭山 正子

蔭山 正子 教授

兼任部局 : 医学系研究科保健学専攻
全分野
  • 精神障がい者の家族支援・育児支援
  • 保健師活動
Message

私は保健師として地域で暮らす方の健康を支援した経験から、精神障がいのある方やそのご家族が当たり前の生活ができ、それぞれが自分らしい人生を送れることを目指して研究をしています。精神障がいがあっても人を愛することを諦めなくていい社会をつくるために少しでも貢献したいです。

Career

平成4年大阪大学医療技術短期大学部看護学科卒業。虎の門病院勤務(看護師)。平成14年東京大学大学院医学系研究科博士後期課程修了。博士(保健学)。さいたま市勤務(保健師)。平成24年東京大学大学院医学系研究科助教、平成28年大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授、令和3年4月より現職。

香山 尚子

香山 尚子 准教授

兼任部局 : 医学系研究科
バイオサイエンス関連分野
  • 腸管免疫応答制御機構の解明
  • 非血球系細胞による腸管恒常性維持機構の解明
Message

腸の免疫システムが制御不能になると炎症性腸疾患(IBD)が発症します。私は、腸内の「免疫細胞・非免疫細胞・共生細菌」が互いにどのような影響を与え合い、そこにどのような異常が生じた場合にIBDが発症するのか?を明らかにすることで病因の一端を解明し、新規治療法開発につなげられるよう、研究を進めています。

Career

平成21年大阪大学大学院医学系研究科博士課程医学専攻修了。博士(医学)。大阪大学大学院医学系研究科研究員、大阪大学大学院医学系研究科助教を経て、平成31年4月より現職。

山崎 聖司

山崎 聖司 准教授

兼任部局 : 産業科学研究所
バイオサイエンス関連分野
  • 耐性菌感染症の克服に向けた耐性機構の解明と新規治療薬の開発
  • 腸内フローラ活用社会の実現に向けた新規細菌制御手法の開発
Message

現在私は、ヒトに害を及ぼす菌・有用な菌を含めた、全ての細菌とうまく「共存」「共生」していくための新たな学問「細菌共存学」の開拓と発展を進めています。 パンデミック対策や健康寿命延伸が重要となった今日において、人類が安全かつ健康で生きていくために役立つ成果を上げ、世界に大きく貢献していきます。

Career

平成27年 大阪大学大学院薬学研究科博士後期課程修了。博士(薬科学)。平成27年 大阪大学産業科学研究所助教。平成31年4月より現職。

Garcia Docampo Noa

Garcia Docampo Noa 准教授

兼任部局 : D3センター
情報科学分野
  • Artificial Intelligence
  • Computer Vision
  • Machine Learning
  • Fairness and Social Impact
Message

Artificial Intelligence (AI) is currently being used by multiple agents of our society, from public governments to private companies in a wide range of applications, which are starting to have a real impact on people’s daily lives. Because of this and despite their impressive capabilities, AI systems pose important societal challenges, including ethical, legal, and environmental concerns. With my research, I aim to 1) identify the existing and new emerging social risks posed by AI technology, 2) propose methodologies to evaluate the impact of AI in society, and 3) propose technological advancements to mitigate social issues that may be harmful to society.

Career

Noa Garcia is an Associate Professor at the Institute for Advanced Co-Creation Studies, Osaka University, Japan. Originally from Barcelona, Spain, she moved to Japan first as a postdoctoral researcher (2018 - 2021) and then as a specially-appointed assistant professor (2021 - 2024) at the Institute for Datability Science, Osaka University. She completed her Ph. D in Computer Science in 2019 on the topic of multimodal retrieval and instance-level recognition at Aston University, United Kingdom. Before that, she earned her degree in Telecommunications Engineering from Universitat Politècnica de Catalunya, Barcelona, in 2012. Her current research interests lie at the intersection of computer vision, natural language processing, fairness, and art.

肖 川

肖 川 准教授

兼任部局 : 情報科学研究科
情報科学分野
  • データ管理
  • データ統合
  • データクリーニング
  • 問合せ処理
Message

データ管理はビジネスにおいて不可欠な要素です。私はこの分野において、より効率的な方法や手法を開発し、データ活用の限界を広げることに貢献したいと考えています。データ管理の精度や品質を高めることで、より正確な分析結果を得ることができ、ビジネスや社会において大きな影響を与えることができると信じています。

Career

平成23年ニューサウスウェールズ大学博士後期課程修了。博士(工学)。平成23年名古屋大学情報基盤センター研究員、平成26年名古屋大学高等研究院特任助教、令和元年大阪大学大学院情報科学研究科特任准教授(常勤)を経て、令和3年4月より現職。

後藤 知代

後藤 知代 准教授

兼任部局 : 産業科学研究所
全分野
  • 溶液プロセスによる機能性セラミックスの形態制御技術の開発と環境浄化および生体材料への応用
Message

低環境負荷な合成プロセスとして知られる水熱法を利用して、機能性セラミックスの結晶形態や組成制御のための合成と特性評価の研究に取り組んでいます。医療材料や環境浄化などへの応用を視野に入れた、機能性セラミックスの特性向上と機能制御のための合成手法の開発を目指します。

Career

平成18年近畿大学生物理工学部卒業。平成20年奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科博士前期課程修了。平成24年名古屋大学大学院工学研究科博士課程後期課程修了、博士(工学)。同年同研究員、同年九州大学学術研究員、平成26年産業技術総合研究所産総研特別研究員、平成27年大阪大学産業科学研究所助教を経て、令和3年4月より現職。

東阪 和馬

東阪 和馬 准教授

兼任部局 : 薬学研究科
全分野
  • 脆弱な世代への微粒子の健康影響の理解とその制御
Message

我々の身の回りには様々な微粒子が溢れています。そのため、妊婦/乳幼児を含め、微粒子の曝露を避けられず、脆弱な世代に対する安全性確保が希求されています。そこで、微粒子曝露が引き起こす母子健康影響の解明と、その理解に基づく制御・予防法の開発を目標に、毒性学や環境健康学の観点から研究に取り組んでいます。

Career

平成24年9月大阪大学大学院薬学研究科 博士後期課程中途退学。博士(薬学)。平成24年10月より同研究科 助教を経て、平成29年10月より大阪大学大学院医学系研究科 特任講師(常勤)。令和3年4月より現職。

馬越 貴之

馬越 貴之 講師

兼任部局 : 工学研究科
全分野
  • プラズモニクスを基盤とした新しい光技術の開発
  • 近接場光学を用いた超解像イメージング法の開発
Message

これまで見えなかったものが見える顕微鏡や、測れなかったものが測れるセンサーなど、光をキーワードに新しい計測装置を開拓しています。特に、光をナノレベルで制御するナノフォトニクス・プラズモニクスを主軸に、不可能を可能にするサイエンスを探求し、社会・産業へ貢献することを目指しています。

Career

平成28年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。平成28年4月より金沢大学理工研究域バイオAFM先端研究センター博士研究員、平成29年1月より大阪大学大学院工学研究科助教。令和元年10月よりさきがけ研究者を兼任。令和3年2月より現職。